No.31 「若い人々から知的注入を受ける」

昨年度はサバティカルであったのでMBAゼミ生を持たなかったが、今年度は6名のゼミ生を持って修士論文作成(卒業研究)の指導をおこなった。毎年一歳ずつを年をとっていく自分にとって、毎年のゼミ生は(当たり前だが)毎年おなじ年齢である。自分は年をとっても目の前のゼミ生は毎年同じ年である。ときどきこのことを、若い生き血を吸うドラキュラみたいなものと例えることがあるが、研究者にとって毎年のゼミ生との研究活動はすばらしいものだ。

まだ論文審査が終わっていないので内容の紹介が出来ないが、すでにこの大晦日までに6名とも研究を完成させている。私自身の研究活動にとって若い人々の研究成果は新鮮で刺激的だ。せめて彼等の研究テーマだけでもここに紹介する。

・「トップリーダーを育成する仕組み—資質・経験はどのように考慮されるべきかー」
・「緊急時にリーダーの統率力は必要か」
・「世襲経営者のマネジメント能力?創業者一族・従業員・顧客・地域についてのマネジメント?」
・「ソーシャルメディアが企業内組織へ与えるインパクトについての考察〜日本企業はソーシャルメディアとどう向き合うべきか〜」
・「企業内研修を設計するガイドラインの作成を試みる?日本の終身雇用企業におけるホワイトカラーへの「定型配給型」企業内研修体系をいかにリ・デザインするか?」
・「自社の競争優位を確保する為の日本企業独自の人材マネジメントシステムの改良・変革の取り組みの分析を通じた一考察」